ガヤルドの日記

泉州名物数あれど 1にだんじり 2にお城 自慢のだんじり一度、見においで

読書の秋

中山可穂(なかやま かほ)さん著書 男役を読んで

本書はSNSで紹介された書物で、内容が面白そうだったので図書館で借りてきました。宝塚歌劇団を扱った物語ではあるが、幻想小説であり本書に登場するジェンヌさん達は架空の人物です。

主人公「永遠ひかる・とわ ひかる愛称ナッツ・千夏」は、祖母(麗子)「元宝塚ジェンヌ娘役・神無月れい・愛称・チャメ」の孫娘。

この続きは、是非中山可穂さん著の男役と娘役と併せてお読みください。

元宝塚の男役トップスターさんだった方と、8時間ぶっ続けでお話をした事によって『男役』という小説を書く元になったそうです。(一部あとがきより抜粋させて頂きました。)

 

著者紹介

中山可穂(なかやま かほ)

1960年生まれ。 早稲田大学教育学部英語英文科卒。93年『猫背の王子』でデビュー。

95年『天使の骨』で朝日新人文学賞、2001年『白い薔薇の淵まで』で山本周五郎賞受賞。そのほかの作品に『マラケシュ心中』『弱法師』『ケッヘル』『サイゴン・タンゴ・カフェ』『非歌』『愛の国』など。研ぎ澄まされた文体、深い叙情性、幻想的なイマジネーションといった独特の作風で、読者の熱い支持を集めている。(角川書店より引用)