ガヤルドの日記

泉州名物数あれど 1にだんじり 2にお城 自慢のだんじり一度、見においで

「銀橋」の読書感想

中山可穂さん著書である「娘役・男役」に続いて、3部作目である本著を読んで

 

男役 (角川文庫)

男役 (角川文庫)

 

 

 

娘役 (角川文庫)

娘役 (角川文庫)

 

 

 

銀橋

銀橋

 

 読んでみて、改めて思ったのは、筆者と退団された元宝塚ジェンヌさんとの8時間にも及ぶ中での書き上げた物だそうです。

男役・娘役と読んでみて、本作は日頃より私が応援している元宝塚ジェンヌさんとダブル事は無いですが、「にわかヅカファン」である私でも理解出来る内容だと思います。

 

内容に少し触れると、中学のクラスメートのだいの宝塚ファンである

ゆりちゃんに急用で行けなくなったお母さんの代わりに誘われて観に行った東京宝塚劇場公演が本作の主人公の1人である、えり子(ジェリコ・作内での愛称)は、ゆりちゃんと観劇に行って

友人のゆりちゃんのご贔屓は、当時花組二番手・如月すみれ(パッパさん)だけど、トップスターでも、娘役スターにでもなく、専科さんの愛河凛(アモーレ)に一目憧れしてしまった。

演劇部で顧問の先生によりシェークスピアチェーホフ等の演劇しか経験の無い、

えり子には宝塚歌劇は新鮮だったのだろうと容易に想像が出来る。

この先は是非とも本書を読んでみて欲しい。