戦争と平和を読んで
戦争と平和
本書を読んで今日、日本の平和の有難さをしみじみと思います。
誰しもが戦争を好みませんし、またやりたいと思わないでしょう。
この本書にも書かれているように、著者(百田尚樹氏)が実在の生還された激戦の兵達が存命中に取材された事に感謝と敬意を表します。
当時の体験談は一応に口を閉ざして語りません。
私の大叔父は、「沖縄特攻前の大和乗組員でした。存命中は、海兵隊に入隊した頃の話をしてくれましたが、家業を継ぐ身なので下船出来て命拾いした」事までは話してくれましたが、その先の事は一切語りませんでした。
書店の扱いの悪さ
新刊なのに平置きされておらず、棚にすら並んでいないので、作者名とタイトルを店員の方に伝えると奥の倉庫から取り出してきたのには正直驚きました。
あの扱いでは、ベストセラー作家の作品が泣きます。
最後に
本書は決して大東亜戦争や戦争そのものを肯定するものではなく、当時のジャーナリズムや世相、日本政府並びに占領国であるアメリカ合衆国(マッカーサー・GHQ)考え方等を取材を元に書かれた作品だと思います。